ここまでご覧頂き、本当に有り難う御座います!





本作はコンテスト提出用のため、非常に見苦しい下書き状態の作品でしたが、ここまでご覧頂いた優しい読者様に感謝です^^





本作品のテーマは『有限であるから永遠を求めた男と、
永遠であるからこそ死の概念を持たない少女』でした。


エリスにとってヒトは「いつか居なくなるもの」であって、「死」というものを理解はしていませんでした。

そんな永遠を生きる彼女が初めて「誰かとの時間」という有限を乞うことで、無情に過ぎていく時間の儚さを知る恋物語。


正直上手く表現出来たとは思っておりませんがorz
私個人がエリスに投影した時間という概念を少しでもお伝えできていれば幸いです^^









☆☆以下 本編で触れられなかった小ネタです☆☆





『エリスロニウムの花』

和名を『カタクリ』と言うそうです。






うん、耐えて頂きましょう。と物語を作りました←



実はこの『耐える』というワードでもう一つ……。





『ノエル』という安直ネームなのでお気づきの方が多いと思いますが。

彼の誕生日は12月24日。冬まっさかり。


きっと一番誰かに傍にいてほしい日に、誰より傍に居てほしい人がいない。


そんな耐えるノエルが、自分を「酷い男」と例える”中年期の!”エピソードがあったのですが、尺の関係上バッサリ割愛しましたorz





冬のノエルはちょっと心がツンツンしています。
こんな感じになる予定だったのに…。
いつか形に出来たらいいなあ…。






『ノエル流 永遠の愛の証明』


両親に医者になるよう育てられたという、実はそれなりのお坊ちゃんだったという裏設定のノエル。

幼い頃から勉学に勤しみ、人の病気や死を遠くない物と感じていたノエルだからこそ、彼はレールの上の人生を捨て、辺境の村で「哲学者」として、永遠を探す旅に出ました。
(この頃はまだ十代半ばという設定。実はそれなり苦労していたようです。)


そんな彼が生前一つだけ見つけた永遠の形。
それがエリスだけを愛し、想い続けたまま死んでいくというものでした。


ノエルの「永遠の愛」は自分が死ぬ間際、
もしくは死後に初めて立証される証明…というものでした。


これもアナザーストーリーが頭の中にはあるのですが……、形に出来るかなorz
マンガでなくテキストなら早いのですが…そうなると読者様の需要が……、
正直悩ましいところです。




と長々文章で補足を書いてしまいましたが、
私個人本当に大切に育ててきたキャラたちです。


もしも叶うのであれば、この子たちの軌跡が少しでも
いい意味で皆さまの心に残って下されば…と願うばかりです。


それでは、大変お見苦しい原稿を、そして長文&乱文をここまでご覧頂き、見て下さった全ての方にお礼を申し上げます。














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